連続報道「中居正広&フジテレビの闇」
#3 ダウンタウン松本人志「恐怖のスイートルーム」飲み会に中居の姿が!
#4 新たな被害者が爆弾告白「私もフジテレビ編成幹部によって“献上”された」
#5 フジテレビ“ガバナンス崩壊”の裏に総務省「天下りキャリア官僚」
#6 フジテレビ・港浩一社長は被害者X子さんに謝罪しなかった
#7 今回はこちら
〈私、中居正広は本日をもって芸能活動を引退いたします。(中略)これで、あらゆる責任を果たしたとは全く思っておりません。今後も、様々な問題、調査に対して真摯に向き合い、誠意をもって対応して参ります。全責任は私個人にあります。(中略)改めて、相手さまに対しても心より謝罪申し上げます〉
1月23日、個人事務所「のんびりなかい」のホームページで引退を発表したタレントの中居正広(52)。同月9日、中居は〈今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました〉と今後の芸能活動について前向きなコメントを発表していたが、わずか2週間後に突如引退の道を選んだ。
トラブルをめぐる“新事実”が判明
2023年6月、芸能関係者のX子さんと中居の間で起きた男女トラブルは修復できない溝として残り、今でも彼女に深い傷を負わせている。
「事件当日、フジテレビの編成幹部A氏を交え、複数人で会食を行う予定でしたが、当日思いも寄らない出来事が起こった。中居以外の参加者が現れず、2人きりになってしまった。彼女は『仕組まれた』と思ったが、時すでに遅し。彼女は中居から意に沿わない性的行為を受けたと話しています」(X子さんの友人)
だが、フジはA氏の関与について、公式サイトで次のように否定している。
〈記事中にある食事会に関しても、当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません〉
さらに、1月17日に行われた記者会見でも次のように説明するなど、一貫して「社員の関与」を否定している。
「中居氏が出した声明文においても、当事者以外の者、すなわち中居氏と女性以外の第三者が関与した事実を否定しています。ただ、この点につきましても、調査委員会の調査に委ねたいと思っています」
だが、A氏の関与についてX子さんの認識はまるで異なる。事件当日までにX子さんはA氏に誘われ、中居と3回ほど会食している。事件が起こったのは2023年6月上旬に催された中居との4回目の飲み会だが、彼女は「Aさんがセッティングしている会の”延長”」と認識していたのだ。
X子さんの友人など複数の関係者の証言から浮き彫りになったのは、A氏が意図的に中居とX子さんを2人きりにしようと画策していた様子だ。そして新たに、事件直前に中居の自宅で開催されたバーベキューパーティの全容が明らかになった――。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 電子版オリジナル