都心から120キロ南の太平洋上に浮かぶ伊豆諸島最大の島、伊豆大島。多くの観光客を虜にしてきた砂浜で人骨が発見されたのは昨年10月のことだった。
「しつこく電話が来る」と相談も…
社会部記者が解説する。
「警視庁捜査一課は大島で畳店を経営する柳瀬宗達容疑者(45)を死体遺棄と死体損壊の容疑で逮捕した。柳瀬は容疑を認め、『遺体を島内の空き地で焼き、海に捨てた』と供述しています」
DNA型鑑定の結果、骨は高瀬静香さん(37)のものと判明した。
「高瀬さんは全国の観光地を渡り歩き、住み込みで働く『リゾートバイト』で生計を立てていた。19年頃から大島のラウンジでも働いており、20年頃に客として来店したときに柳瀬と知り合った。その後、交際関係に発展した」(同前)
だが、一度、2人の関係は切れかかったのだという。
「2023年9月に柳瀬から大島署に男女間トラブルについて相談があったのです。これを機に高瀬さんは島を去ったのですがダラダラと関係は続いていた。24年5月にも柳瀬が『(高瀬さんから)しつこく電話が来る』と相談していた」(同前)
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source : 週刊文春 電子版オリジナル