社長が代われば社風も変わる。フジテレビの巻。
開局まもないフジテレビの人気・知名度アップに多大な貢献をした番組といえば『おとなの漫画』。当時まだ無名だったクレージーキャッツと放送作家の青島幸男を起用して、平日のお昼に毎日、生放送で政治や社会を痛烈に風刺するコントを放送するという、いまでは考えられない過激な番組でしたが、視聴者からは絶大な支持がありました。
安保闘争を風刺したコントが放送された際には、一部の自民党議員が激怒して、フジのおエラいさんが国会に呼び出される騒ぎになります。上層部では番組打ち切りも検討されたそうですが、結局、番組スタッフが形式的に叱られただけで、番組の路線変更もなし。番組はおよそ6年続くことに。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
-
月額プラン
1カ月更新
2,200円/月
初回登録は初月300円
-
年額プラン
22,000円一括払い・1年更新
1,833円/月
-
3年プラン
59,400円一括払い、3年更新
1,650円/月
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2025年2月6日号
他の記事を読む
- 江川紹子「オウムビデオ事件のTBSと同じ」|中居・フジ問題「私はこう考える」
- パオロ・マッツァリーノ「フジ“隠蔽の50年史”」|中居・フジ問題「私はこう考える」
- 橋下徹「フジ説明拒否への疑問と文春への注文」|中居・フジ問題「私はこう考える」
読み込みに失敗しました




お気に入り記事