大手脱毛サロン「ミュゼプラチナム」が、存亡の危機に陥っている。2月14日には社長の三原孔明氏を始めとする全取締役が解任されたことが「週刊文春」の取材で分かった。同サロンは資金難のため、11月から3カ月連続で給与の遅配が発生しており、社員らには2月14日現在で1月分の給与も支払われていない。
全国に168店舗(昨年12月時点)を抱える著名脱毛サロンで、何が起こっているのか。

「給料が払えるよう、神社でお祈りしてきました」
〈遅延分の給与支給についても対応を急いでおり、別日になりますが必ずお支払いいたします。大変申し訳ございませんが、日付が確定次第改めてご案内いたします〉
2月14日朝、〈資本及び代表者変更のお知らせ〉との通知を受け取ったスタッフのAさんは目を剥いた。数日前に「必ず来週にはお支払いいたします」とのメールを、三原社長名義で受け取ったばかりだった。だが今や、その約束をした社長がいない。新たな代表取締役になったのは阿部博氏だった。
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source : 週刊文春 電子版オリジナル