キャンプ真っ最中のヤクルトに悲報が走った。球団代表取締役会長CEO兼オーナー代行の衣笠剛氏が2月7日に死去。10日には沖縄・浦添キャンプ中の選手、球団関係者にも伝えられた。
衣笠氏は2011年に球団社長兼オーナー代行に就任。オーナー職はヤクルト本社社長が務めているが、実質的には衣笠氏が全権を掌握して、就任直後から球団経営の改革に着手。球団単体での黒字化に成功するなど手腕を発揮してきた。

一方、チームは1990年代に野村克也監督が黄金時代を築き、2001年には若松勉監督で優勝したが、その後は長期低迷が続いていた。しかし15年に衣笠氏の指名で生え抜きの真中満監督を起用して、14年ぶりにリーグ制覇を達成。再び下位低迷が続くと、小川淳司監督(現GM)を挟んで、19年オフに髙津臣吾監督(56)を二軍監督から一軍監督に抜擢。2年目の21年の日本一、翌年のリーグ連覇への道を開いた。
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source : 週刊文春 2025年2月27日号






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