昨年から続く、米の不足と米価格の高騰。「令和の米騒動」といわれる、全国民の家計を逼迫する非常事態はなぜ起きたのか。そして、なぜ政府の対応は後手後手に回ったのか。経済の専門家の知見から政治の暗部まで、徹底取材した「週刊文春」の記事を紹介します。

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石破政権「コメ癒着」を暴く JA関連団体から1.4億円《なぜ備蓄米放出はかくも遅れたのか?》

 

コメの値上がりが深刻だ。都内では5キロあたりの小売価格が4000円を超え、庶民の懐は寒くなる一方。政府はようやく備蓄米放出を決定したが、なぜここまで遅れたのか。背景には、票とカネをめぐる“コメ癒着”が――。

《専門家に緊急取材》備蓄米放出で米はいくら安くなる?

 

「販売数量は21万トン。これは流通が滞って、スタック(停滞)している状況を何としても改善したいという強い決意の数字だと受け止めてほしい」

 2月14日、江藤拓農水相は政府の備蓄米の放出を発表した。消費者が買う米の値段は、これで下がるのか。専門家へ緊急取材を行った――。

令和の米騒動“4つの核心” 「なぜ備蓄米は出てこない?」「どこで、いくらで買える?」

 

「どこにも米が売っていない!」8月以降、突然の米不足に見舞われた大都市圏。そこで取材を進めると、暑さだけではない米不足の原因が見えてきた。米の入手法から、新米の値段、ブランド米の変化まで4つの死角に迫る。

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source : 週刊文春