連合の芳野友子会長(59)が3月9日の自民党大会に出席した。連合会長の出席は2005年の笹森清氏以来20年ぶりだ。「夏の参院選に向け野党に揺さぶりをかける狙いがある」(政治記者)など、自民党による野党勢力の分断工作との見方も広がった。
ただ、意外な言動も。芳野氏は冒頭に「内外から様々な意見が出ていることは承知の上で本日は参加した」と述べ、苦笑を誘った。更に物価高に応じた賃上げなどの話をした後、「女性活躍推進は重要」として選択的夫婦別姓の導入を要求。
「超少子高齢化社会に対し、やれることは何でもやる姿勢を政権与党が示すことが次世代への希望だ」
と、力強く訴えたのだ。

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source : 週刊文春 2025年3月20日号