詰将棋――それは私たち棋士にとってあまりにも身近な存在だ。実戦の終盤における読み能力の鍛錬になるし、ちょっとした気分転換にもなる。棋士、指導者、それぞれの立場で関わるので、皆に思い入れがあるものだ。

 大阪府の高槻市で行われた第22回詰将棋解答選手権のチャンピオン戦は藤井聡太七冠が6年ぶりに出場。前半と後半を合わせて10問、ただ一人全問正解の100点満点で通算6回目の優勝を果たした。

 同日、東京でこの大会に出場したもう一人のタイトルホルダー、伊藤匠叡王は13位。参加者は東西合わせて100名でこの順位も素晴らしいが、藤井七冠が異次元過ぎるのだ。

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source : 週刊文春 2025年4月17日号