私、じつはシイタケにちょっとトラウマがありまして。

 話は47年前に遡ります。今の主人と結婚した翌年、長男を出産した私は、その3カ月後にはテレビに復帰しました。土井勝先生の料理番組のアシスタントです。当時23歳の私は料理の経験も浅く、包丁さばきもおっかなびっくり。

 あるとき、先生から「シイタケのへた(石突き)を切って」と言われて、かさを下にしてへたを指でつまんで、包丁を水平に動かして切りました。

 すると収録後、先生の弟子のオバさんに「あのシイタケの切り方は何なのよ!」と怒鳴りつけられました。すごい形相でした。以来、しいたけを見るたびに甦ってくるのです。

 シイタげられた記憶が……。

初月300円でこの続きが読めます。
年額&3年プランは割引キャンペーン中!

有料会員になると、
全ての記事が読み放題

キャンペーン終了まで

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    1年更新(2年目からは22,000円)

    およそ833円/月

    1月6日(火)10:00までにお申し込みの方限定

    オススメ!期間限定

  • 3年プラン

    3年更新(4年目からは59,400円)

    およそ1,383円/月

    1月6日(火)10:00までにお申し込みの方限定

    オススメ!期間限定

有料会員になると…

スクープを毎日配信!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

  • 0

  • 0

  • 8

source : 週刊文春 2025年7月3日号