「いざ試合となるとさすがの大谷君も緊張するよね。彼のことだから2、3試合も投げたら制球も落ち着いてくるでしょう」
663日ぶりのマウンドにのぼり、二刀流復帰を果たしたドジャースの大谷翔平(30)。待ち望んだ登板をこう評するのは60年前に初めて海を渡った日本人初のメジャーリーガーだ。大リーグへの道を切り拓いた先駆者に大谷はある“神対応”を――。
大谷は17日(日本時間、以下同)、本拠地でのパドレス戦に「1番投手」として先発出場。1回を投げて1失点だったが、ストレートの平均球速は159.4キロと一昨年の155.7キロを大幅に上回った。
二刀流復帰2戦目となった23日のナショナルズ戦では、投げては1回無失点、打ってはホームランを含む2安打5打点と投打に躍動した。在米ジャーナリストが話す。
「当初は7月のオールスターゲーム後に投手復帰予定でしたが、本人からの要望もあり、短いイニングを投げることを前提に復帰が早まった。試合の中で調整するなんてきわめて異例で、いかに大谷が特別待遇を受けているか改めて実感させられました」

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source : 週刊文春 2025年7月3日号