この号が出る頃、大きな動きがあるはずだが、はっきり言いたい。
石破さんはお辞めになることはない。
選挙に負けたのは、石破さんが悪いからではなく時代のせいだ。SNSというものが急激に力を持ち、自分で考えることをしなくなった人たちが増えた。その人たちの頭に、どぎつい言葉を吹き込む政治団体が力を持ったからといって、それを全て石破さんの責任にするのは間違っている。
確かに自民党はもうあちこちにガタが来ている。大きく変えなければ、国民の支持を得ることは出来ないだろう。が、それを立て直す時間も与えないで、就任10ヶ月の石破さんに辞めろ、というのはどうかと思う。
誰かと首をすげ替えたって、次の選挙で自民党が勝つわけがない。その時にまた総理を替えるのか。
石破さん、もっと粘れ、粘れ。今、その愚直さに感動する人たちが出てきた。
「石破辞めるな」というプラカードを持ち、官邸の前に集まる人たちだ。あれだけマスコミに叩かれても、辞める、と言わない石破さんのメンタルの強さはすごい。この強さで、なんとか政権を続けていただきたいものである。
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source : 週刊文春 2025年8月14日・21日号






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