「グミを食べるおばあさんなどいない!」

 決め顔をしてそう自信満々に断言するのが、アルコ&ピース平子祐希扮する「人情刑事」呉村安太郎だ。その傍らには「当時の価値観を考慮してそのままお送りしております」のテロップ。画角もアナログ時代の4:3。2週にわたって放送された『架空名作劇場「人情刑事 呉村安太郎」』は、平成初期の1993年に放送された番組の再放送という“設定”だ。だから、呉村を演じているのは、この世界線では平子ではなく「加賀美勲」。ちゃんとオープニングやエンディングで“あの頃”のテロップでそう表示されている。昭和の名優らしく、やたら毛量が多い。ちなみに「一個人が運営」しているという“ファンサイト”によると、このシリーズは、1987年から2004年まで実に第18シリーズまで続いたそうだ。

初月300円でこの続きが読めます。
年額&3年プランは割引キャンペーン中!

有料会員になると、
全ての記事が読み放題

キャンペーン終了まで

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    1年更新(2年目からは22,000円)

    およそ833円/月

    1月6日(火)10:00までにお申し込みの方限定

    オススメ!期間限定

  • 3年プラン

    3年更新(4年目からは59,400円)

    およそ1,383円/月

    1月6日(火)10:00までにお申し込みの方限定

    オススメ!期間限定

有料会員になると…

スクープを毎日配信!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

  • 0

  • 0

  • 1

source : 週刊文春 2025年9月4日号