「彼も、もういい歳。ちょっと汚いことやってでも、そろそろ総理の座を取ってほしい。でも根っからのボンボンで、東大卒で。がめつさとアウトローさが足りないっちゅうか……」

 

 地元後援会関係者がそんな不道徳な期待すら懸けるのが、林芳正官房長官(64)だ。そう言われると、気になるのが政治資金。「週刊文春」がその動きを調べてみると、意外にもアウトローならぬ“脱法”的資金の動きが続々と――。

 2012年、昨年に続き、3度目の総裁選立候補になる林氏。閣僚が不祥事で更迭されるとピンチヒッターで後任に就くケースが相次ぎ、「政界の119番」との異名を持つ。

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source : 週刊文春 2025年9月25日号