「彼とは非常に親しくしてたから、色々な想いはあるけども……」
経済界に衝撃を与えた、大手飲料メーカー・サントリーHD会長の新浪剛史氏の“薬物疑惑”。同氏と深いつながりがあるレジェンドが、「週刊文春」の取材に対し、初めてその胸中を明かした。
新浪氏がサントリーHD会長の職を突如辞任したのは、9月1日だった。発端は8月下旬、大麻の違法成分を含むサプリメントが送付された疑いがあるとして、福岡県警が新浪氏の自宅を家宅捜索したことだ。
「新浪氏は『サプリは米ニューヨーク在住の知人女性から送られ、適法だと認識していた』と主張。実際、捜索時に違法薬物は見つかっていない。他方、サントリー側は『疑われただけで会長としての資質を欠く』と説明した」(経済部デスク)
サントリーHD会長は辞したが、新浪氏は社外でも多くの要職に就いている。その筆頭が、経団連、日本商工会議所とともに「経済三団体」と称される、経済同友会の代表幹事だ。
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source : 週刊文春 2025年10月2日号
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