仲の良い棋士と「正しい将棋指導」について熱い議論を交わすことがある。その方針は50代と30代では違い、10代だと更に違う。私たちは皆、指導に関して一家言持っており考え方の違いが面白い。
「日本将棋連盟が初の“将棋学習指導要領”を策定」
最近、こんな記事を見た。日本将棋連盟と東急株式会社、東急キッズベースキャンプが「将棋×教育」による次世代育成を目指し、三者の連携による新たな取り組みを始動したのだ。
「礼儀・マナー」「洞察力・判断力」「コミュニケーション力」「思いやりの心」の4つの領域で構成されている指導要領。将棋を通して伝えられることは沢山あり、カリキュラムがどう進められるか楽しみだ。
ここからは現場の体験。これは我が子が幼稚園の頃、友達の将棋好き少年の保護者から聞いた話だ。
その子は地元の児童館で将棋体験をして厳しい指導を受けた。
対局中のよそ見は厳禁、負けましたと言いなさい、相手の顔を見て頭を下げなさい……。
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source : 週刊文春 2025年10月16日号






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