中東パレスチナのガザへの強硬な姿勢を見せてきたイスラエルのネタニヤフ首相。彼の経歴を見ると、まるで不死鳥のような人生を歩んできたことがわかります。9月26日に国連演説に臨んだネタニヤフ首相は、イスラエルによるガザ攻撃に抗議して大勢の外交官が席を立ってボイコットする中で、フランスやイギリス、カナダなどパレスチナを国家として承認する動きが広がっていることに対して、「全くの狂気だ」と切って捨てました。

 2023年10月にハマスがイスラエルを奇襲攻撃して市民約1200人を殺害し、251人もの人質が連れ去られてから2年。停戦が実現するか不透明ですが、強硬な姿勢を崩さないネタニヤフ首相とは、どんな人物なのでしょうか。

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source : 週刊文春 2025年10月16日号