〈婚約をして望んだ（原文ママ）今シーズンは、リーグ優勝や個人タイトル獲得など充実した一年となりましたが、その陰で支えてくれた妻に感謝しています〉

　日本シリーズ終了翌日の10月31日、阪神タイガースの村上頌樹(しょうき)投手（27）が結婚を発表した。

　兵庫県・淡路島出身の村上は、奈良県の強豪・智弁学園高校に進み、3年時には春のセンバツ優勝投手になった。東洋大学を経て2020年のドラフト5位で阪神に入団。この年は「虎の黄金ドラフト」と呼ばれ、同期には主砲の佐藤輝明を筆頭に、石井大智や中野拓夢といった中心選手が勢揃いしている。

　3年目の2023年、最優秀防御率のタイトルを獲得しブレイク。チームの日本一にも貢献しMVPと新人王を同時受賞した。今季はリーグ最多勝、最高勝率、最多奪三振の投手3冠に輝いた。

「身長175センチと投手としては小柄ながら、抜群のコントロールで、打者の手元でホップする直球が武器。日本シリーズ第1戦では59キロの超スローボールを披露し、ソフトバンク打線を7回1失点に抑え勝ち投手になりました。ただ第5戦では延長10回に中4日で救援登板するも、野村勇に日本一を決定づけるホームランを浴びてしまった。それでも球界を代表するエースに成長したシーズンとなりました」（スポーツ紙記者）

　そんな大車輪の活躍の裏に、妻との結婚があったのだ。

カープ戦士も通っていた

　大阪市内の繁華街にあるビルの一室。ラグジュアリーな白を基調とした空間で客を出迎えるのは、白のユニフォーム姿の女性たちだ。ここは、村上が足繁く通う脱毛サロンである。球団関係者が明かす。