数多の女性誌で連載を持ち、幅広い世代の女性から支持を集めてきた齋藤薫さんがこの度新刊で掲げたテーマは「閉経後の人生」。上手に歳を重ねるための髪型に服装、おすすめコスメなどアガワがドシドシ聞いちゃいました。

 

(さいとうかおる 東京都出身。女性誌編集者を経て美容ジャーナリストに。女性誌やウェブメディアで連載を持つほか、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。「”一生美人“力」シリーズ(朝日新聞出版)など著書多数。近著に『年齢革命 閉経からが人生だ!』(文藝春秋)。)

 

阿川 先日出されたご本(『年齢革命 閉経からが人生だ!』)、読みました。私は齋藤さんより少し年上ですから、当然のごとく終わっておりまして。今振り返ると、「あの頃は毎月面倒くさかったな。解放されて楽になったな」と。ってこういう話、「週刊文春」でしていいのかな(笑)。

齋藤 ですよね。申し訳ありません。

阿川 でもご本で書かれていたように、昔は「閉経すると女でなくなる」と言われていたのも確かで。渡辺淳一さんの小説にも、子宮の手術をする女性のことを「女として終わる」と書いてあったりとか。

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source : 週刊文春 2025年11月20日号