ミュージシャンでありプロデューサーであり作曲家。過去には「週刊文春」にて名物コラム「考えるヒット」を連載するなど、音楽評論家の顔も併せ持つ近田春夫さんが初登場。探求心の赴くまま走り続ける姿はいつだって素敵です。
(ちかだはるお 1951年生まれ。東京都出身。72年に「近田春夫&ハルヲフォン」を結成。「週刊文春」にて96年から2020年までコラム「考えるヒット」を連載。著書に『グループサウンズ』『調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝』など多数。11月25日に新刊『未体験白書』が発売予定。)

阿川 近田さんは今茅ヶ崎にお住まいなんですってね。
近田 それまでは横浜で暮らしてたんだけど、気分を変えようと思って9月に引っ越したのよ。それを機にスケジュールの管理なんかもカミさんにお願いするようになって。
阿川 失礼ながら、1度離婚されて………。
近田 これ(結婚)、3回目。
阿川 あらま、最高ですね! 男の人は3、4回経験すると熟していくそうですよ(笑)。
近田 本当に? これ不思議な話なんだけど、今のカミさんと最初に会ったのは30年ほど前のことで、ただの近所の人だったんですよ。道で会えば挨拶するくらいの関係で。
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source : 週刊文春 2025年11月27日号






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