新聞記事に特ダネやニュースが減っている気がする。それだけ取材する力が落ちているということなのだろう。代わりに増えているのがタイトルの付いた企画記事だ。

 いわゆる「読み物」が増えているので全てを読み切ることは不可能に近い。そこで読み切るか否かは企画全体を通じて訴えようとしていることが見えるかで決めることにしている。

 ところで新聞の「正月企画」は、日本が直面する大きな課題にスポットライトを当てるのが慣例となっている。取材や執筆にあたる記者の数は通常の企画よりも多いはず。それだけ力を入れているのだろう。

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source : 週刊文春 2026年1月15日号