私はしばしば読書感想文講座を開催するために、中学校や高校にお邪魔することがある。

 中高生相手の仕事は好きだ。冗談を言えば大人よりも笑ってくれる割合が高いし、面白くない話をすればすぐに眠そうにするため、反応がビビッドに感じられる。こちらの気合いも入るというものだ。昨年も何校か学校にお邪魔した。その節は、先生方、お世話になりました。毎度、校長室に通されると「おおお校長室」と若干緊張してしまう。校長室って独特のオーラがありますよね。

 で、いまの中高生を見ると感心する。

 女の子の前髪が、昔より格段に美しく揃ってセットされているのである。

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source : 週刊文春 2026年1月29日号