アメリカで「エプスタイン文書」が公開されたところ、トランプ大統領ばかりでなく、各界の有力者の名前が次々に見つかり、辞任ラッシュになっています。
ところが、中道改革連合の新代表に就任した小川淳也氏が13日に都内の党本部で就任会見に臨んだ際、記者から「エプスタイン文書」に触れた質問を受けたところ、全く知らなかったことが判明しました。小川氏に質問する必要があったのかは疑問ですが、そもそも知らなかったのには驚きます。このコラムで勉強してくださいね。
そもそもエプスタインとは、未成年の女性たちを性奴隷として各界の有名人の接待にあてがっていた罪で起訴されましたが、拘置所にいる間に死亡した人物です。各界の有力者と交流があり、この中に大統領になる前のトランプ氏もいたのではないかという疑惑があります。
ニューヨーク州出身のジェフリー・エプスタインは、投資銀行に勤務した後、金融コンサルティング会社を設立して大成功し、億万長者となりました。裁判所の文書によると、1990年代までに複数の国々の不動産やマンションを所有。カリブ海に島まで持っていました。そして、世界各国の有力者と親交を深めていたことがわかってアメリカ社会に衝撃が走っています。
エプスタインの秘密の生活が初めて明るみに出たのは2005年のこと。複数の未成年の少女による告発がきっかけでした。少女らは、金銭の見返りとしてパームビーチのエプスタインの邸宅で客の男性たちにマッサージをさせられたり、性行為を要求されたりしたと訴えました。
この事件は、そもそも連邦法によって起訴されるべき重犯罪でしたが、エプスタインはニューヨーク州の売春罪で13か月の禁錮刑に服しただけでした。これによっていったんは連邦法に基づく起訴を免れたのですが、このとき起訴されないように監督した当時のアレックス・アコスタ連邦検事は、その後、トランプ大統領1期目の任期中に労働長官を務めています。
エプスタインをなぜ連邦法で起訴しなかったのかが不明ですが、まるでエプスタインを起訴させなかった褒賞として労働長官に取り立てられたようにも見えてしまいます。
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source : 週刊文春 2026年3月5日号






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