「いま、二つの要職が空席となっています。これは異常事態です」
緊迫感を漂わせて取材にそう明かすのは、皇宮警察の関係者である。
天皇皇后両陛下や皇族の身辺警護、皇族が過ごされる関連施設の警備を主な任務とするのが皇宮警察だ。一般の警察とは異なる、特殊な組織だという。
「組織のトップが皇宮警察本部長で、階級は皇宮警視監。ナンバー2の副本部長は皇宮警視長という階級で、いずれも警察庁キャリア組のポストです。一方、実際の現場では高卒や大卒で皇宮警察学校を経て任官したいわゆるノンキャリア組が警備の中心になる。ノンキャリの最高ポストは護衛部長です」(社会部記者)

その皇宮警察で年度替わりの人事が発令されたのが、3月31日のことだ。
「通常の人事異動をする幹部や、昇任試験によって昇進した職員、退職者など50名以上の幹部人事が発表されました」(同前)
ところが、二つのポストに「欠」とあったという。冒頭の関係者が語る。
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source : 週刊文春 2026年4月16日号
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