部活遠征中の高校生が命を落とした磐越道バス事故。若山容疑者は最近、信じ難い事故を連発していた。高校とバス運行会社で大きく食い違う言い分。なぜ彼にハンドルを握らせたのか。一体、誰がウソをついているのか――。

 

▶︎「観光バスを使うべき」北越高副校長の警告は無視された

▶︎「目の焦点が合わない」若山容疑者 1カ月半で5回事故

▶︎早大卒元陸上部 運転手のアブない指導法「女子部員を…」

▶︎高校理事長 タワマン生活の裏で握った運行会社の弱み

「彼は直近1カ月半で5回も交通事故を起こし、毎回ここに車を修理に持ち込んで来ていました」

 そう明かすのは、新潟県内で自動車修理工場を営む男性だ。暗い表情で続ける。

「会うたびに挙動がどんどんおかしくなり、目の焦点も合っていないようだった。全く運転できるような状態じゃなかったんです。それなのに、5回目の事故の5日後に子どもたちを乗せたバスを運転するなんて……。知っていたら絶対に止めていました」

 ゴールデンウィーク最終日の5月6日朝。福島県の磐越道で26人が搬送される多重事故が発生した。

「新潟県から遠征先に向かう北越高校ソフトテニス部の生徒20人が乗ったマイクロバスが、道路脇のガードレールなどに衝突。部員の稲垣(ひろ)()さん(17)が対向車線に投げ出されて死亡しました」(社会部記者)

マイクロバスはガードレールに衝突

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・「観光バスを使うべき」北越高副校長の警告は無視された ・「目の焦点が合わない」若山容疑者 1カ月半で5回事故 ・早大卒元陸上部 運転手のアブない指導法「女子部員を…」 ・高校理事長 タワマン生活の裏で握った運行会社の弱み

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source : 週刊文春 2026年5月21日号