“あの”不動産投資会社「レーサム」が、社名を変更するという。2025年5月、創業者である田中剛元会長(61)が覚醒剤の所持などで逮捕。レーサムは現在、不動産大手「ヒューリック」の傘下にあり、社名変更には親会社の強い意向があるようだ。

 富裕層向けの投資用不動産販売などを手掛けるレーサム。同社が産声をあげたのは、バブル崩壊直後の1992年のこと。田中元会長が26歳の時、前身となる「レーサムリサーチ」を立ち上げた。当時不良債権化していた不動産を買い集め、資産価値を高めて富裕層に売却するという手法で急成長を遂げていった。

元会長の問題に揺れるレーサム(同社HPより)

「創業から9年目には早くもジャスダック(当時)に上場を果たします。業界の風雲児と呼ばれた田中元会長のカリスマ性と不動産の証券化など独創的なビジネスで、業績を伸ばしていきました」(不動産関係者)

 その一方、田中元会長には以前から常に黒い噂が付きまとっていた。いわゆる港区女子との高額な金銭を介した乱れた交遊は夜の街では有名で、薬物にどっぷり浸かっているという話は、具体性をもって社内にも聞こえてきていたという。レーサム関係者が語る。

かつてのレーサム田中剛元会長  ©時事通信社

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source : 週刊文春 電子版オリジナル