5月31日の東京ドームコンサートで活動を終了した嵐。アイドル史に燦然と輝く記録を残した5人だが、嵐は1日にしてならず。後輩バックダンサーが見つめた不世出のスーパースターたちのプロ意識と本当の素顔とは?
5月31日の東京ドーム公演でグループとしての活動を終え、26年半の歴史に幕を閉じた嵐。そんな嵐の全国ツアーに3年連続で同行し、同じステージに立ってきた元ジャニーズJr.の大川慶吾(32)が、メンバーの素顔と秘話を明かした――。

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僕が2007年に事務所に入所して初めてのコンサートが、東京ドームで行われた嵐さんの公演でのバックダンサーでした。その時は外周といって、一番外側のポジションで旗を振ったりする役割だったので、メンバーの方とは挨拶をさせていただいただけで、あまり絡みはありませんでした。その後も音楽番組やツアーの東京公演などではバックにつくことがありましたが、本格的にご一緒させてもらうようになったのは、11年から13年までの3年間、5大ドームをまわる全国ツアーのバックダンサーにつかせてもらってからです。当時、僕は入所4〜7年目で、固定のグループには所属せず、主にバックダンサーや俳優の仕事をメインにさせてもらっていました。
嵐さんは当時すでに国民的アイドルで、僕たちジュニアがつかなくても、十分にお客さんを魅了できる存在でした。なので、バックには勢いがあってデビューが期待されるジュニアというよりも、5年くらいのキャリアがあって、演出の(松本)潤くんが求めるクオリティに達しているスキルの高いベテランジュニアが選ばれていた。だから、嵐さんのツアーに呼ばれた時には嬉しさもある反面、緊張もありましたね。

でも、実際にリハーサルなどをご一緒させていただくと、皆さん本当にテレビで見るのと変わらず、自然体で。普通は表と裏のギャップって、どうしてもあると思うのですが、嵐さんに関してはそれが一切ない。ツアーは年末年始にかけて年を跨ぐこともあったのですが、その頃の嵐さんはグループで紅白の司会もしていました。そのリハーサルに加えて、皆さんそれぞれ、主演ドラマや冠番組を持っている。当時は幕張メッセにメインステージを仮設してリハーサルをしていたのですが、途中で嵐さんが抜けたと思ったら『ミュージックステーション』に生出演していたこともありました。そんな多忙なスケジュールを当たり前のようにこなしながら、現場で疲れやストレスを見せることはなく、むしろジュニアにも気さくに声を掛けて気遣ってくれる。一流のアイドルというのはこういうものなのかと、驚きましたね。
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source : 週刊文春 2026年6月11日号






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