去る者は日々に疎し、という。確かに、1年経てば同じ6月でも全然違う。

 去年は、政権交代前夜の趣だ。時事通信の23日配信記事に痕跡が残る。

「都議選で自公敗北、参院選へ動揺 野党攻勢、無党派の『受け皿』狙う」

 去り行く者への挽歌とも思える。公明党はまだ与党で、動揺する石破茂政権を支えていた。攻勢をかけるのも、前年の衆院選での躍進に沸く立憲民主党だ。

 今年は、高市早苗政権の一人勝ちが際立つ。

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source : 週刊文春 2026年6月25日号