いきなりピンチが訪れた。6月15日のオランダ戦の前半3分、FWマレンがペナルティーエリア内でシュート。強烈なボールを鈴木彩艶(ざいおん)がはじき出す。34分には、マレンのヘディングシュートを間一髪で掻き出した。流れを引き寄せるビッグセーブだった。
「後半に2失点を喫しましたが、どちらもポスト直撃の厳しいコース。相手に先行されても守備が崩れることなく、鈴木は試合後『前半をゼロで抑えたことは大きい』と自画自賛していました」(スポーツ紙記者)
チュニジア戦はフィードで好機を演出。鎌田大地の1点目は、鈴木が起点となって生まれた得点だった。

2024年からイタリアのセリエA・パルマに所属。日本人で初めて、欧州4大リーグで活躍するGKとなった鈴木の存在感は、昔から際立っていたという。
小学6年から中学3年まで指導した、浦和レッズのジュニアユースGKコーチの杉尾一憲氏が言う。
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source : 週刊文春 2026年7月2日号
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