日大の理事長と、日本文藝家協会の理事長をほぼ同時に退任した。
新しい文藝家協会の理事長は、三浦しをんさんである。ところが何をどう勘違いしているのか、
「日大の新しい理事長、三浦しをんさんになったんだって?」
と聞かれることが一度や二度ではない。三浦さんが就任されたのは、日本文藝家協会理事長である。日大とはかなり違う。
さて退任の日が近づき、私は理事長室の荷物を運び始めた。理事長としていただいたマスコット人形、記念の時計、まねき猫、といったものは置いていく。それでも何だかんだと荷物は多い。私は毎日、それを紙袋に入れて持ち帰った。夜どこかに寄る時は車に積んでもらっておいて、朝迎えの時に受け取る。しかし整理が出来ないので、わが家の応接間は、たちまちゴミの集積場のようになった。紙袋が15、6個並んだ。
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source : 週刊文春 2026年7月9日号






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