葛飾区の水元公園を訪れたのは、熱海から戻ってちょうど1週間後の土曜日。
JR山手線で西日暮里へ。そこから常磐線に乗り継ぎ、金町駅で降りた。目の前のバス停で発車寸前の水元公園方面行きを見つけたもので、慌てて乗り込んだ。
この人魚像ハンティングの旅は、熱海秘宝館を除き初めて行く所ばかり。そんな初見ロール、人魚像に恋をしていなければ一生、来ることはなかった町だ。
車窓から少し雲ゆきが怪しくなってきた空を見つめ、ファンタ爺は、いくつになっても恋の力ってやつはスゴイなと痛感した。
公園前で降りたのはいいが、どこに公園があるのか全く分からない。もちろんスマホの操作もままならず、近くにあった交番で聞いたら「その橋を右折、池の脇道を行けば出てきますから」と、教えて貰った。
ハハァーン、さてはその池が人魚の棲み家だな……。
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source : 週刊文春 2026年7月16日号






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