1年ほど前に受けた体内の老化スピードをはかる検査で、実際の年齢(52歳)に対し、「生物学的年齢は53歳」という結果が出た。つまり中身が1歳上である。

 ほぼ妥当と考えるべきなのだろうけど、結構ショックだった。なぜなら、外見を「若いですね〜」と言ってもらえる立場で人生を過ごしていたからである。お世辞だとわかっていても、せめて40代であって欲しかった。「白雪姫」で鏡に向かって問いかける王妃の気持ちもわかる。本当のことを言ってくる奴には毒りんごを。しかし、このような形で血も涙もない現実(データ)を突きつけられると、逃げ場がない。

 これは「エピクロック」という遺伝子検査で、年齢の他に老化スピードも教えてくれる。老化スピードは私の場合、年に1.02歳、年をとるという結果だった。放っておけば年齢よりさらに上に行くということである。その結果を踏まえ、老化を遅らせるため、生物学的年齢を巻き戻すため、私の行きつけのクリニックでは、具体的なアドバイスもくれる。

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source : 週刊文春 2026年7月23日号