日本独自の“JAZZ KISSA”に外国人が魅せられる理由
「私はやっぱり『直立猿人』のような場所が一番好きなんですよね。JAZZの歴史や“JAZZ KISSA”の文化を強く感じることができるから。この店に染み付いた何十年分かの煙がもう最高」
始まりは、北アイルランド出身の写真家、フィリップ・アーニールがアメリカ出身のジェームス・キャッチポールと日本で出会ったことだった。フィリップは外国人向け日本店紹介サイト「TOKYO JAZZ SITE」を運営するジェームスに“JAZZ KISSA”の案内を依頼。フィリップは「日本独自のユニークな文化“JAZZ KISSA”を記録として残したい」と熱望していた。
「ジェームスはまずは私を『直立猿人』に案内し、喜ぶ私を確認しました。その後、2人で日本全国の“JAZZ KISSA”を巡るようになったんです」
やがて、フィリップはそれらの写真を本にしたくなった。その頃には彼は北アイルランドに帰国しており、世界中の出版社に提案したところ、ドイツの出版社が名乗りを上げたという。

直立猿人 東京都大田区
2代目オーナーの石崎昌也氏(26年6月撮影)。下の4軒もフィリップお薦めの“JAZZ KISSA”(写真集『TOKYO JAZZ JOINTS』より転載)
「2023年に出版した英語版の写真集『TOKYO JAZZ JOINTS』は65カ国以上で購入され、4刷を重ねています。アルゼンチン、ペルー、ブラジル、ノルウェー、フィンランド――“JAZZ KISSA”は日本にしかない文化で、皆日本に憧れがあるんです」
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source : 週刊文春 2026年7月23日号






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