村上春樹さんの新刊『夏帆』、読みました。なんと珍しい、女性主人公! 面白かった。するする読めた。

 なんせ副題The Tale of KAHO。私が読まなくて誰が読むんだ(自意識過剰)。ちなみに私は村上主義者。ちなみに私は村上さんと誕生日が一緒。ひそかな自慢。久しぶりの新刊がKAHO、偶然だけど嬉しい。というか、新刊を出してくれることが心から嬉しい。本当に村上さんの文章ってなぜこんなに読みやすいんだろう?

 そんな春樹ファンの叫びを書いてたら全文書評になってしまうけれど。最近、日本で「(しょう)確幸(かっこう)」という言い方が流行していることをご存知だろうか。

 小確幸。実はもともと、台湾や中国や韓国で流行していた言葉だ。

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source : 週刊文春 2026年7月30日号