「知りませんでした」。ジュリー社長の言葉は波紋を広げた。“元長男”の近藤真彦も「ウソはダメだな」と批判。そしてデビュー組の被害者からも小誌に連絡が――。
これほど、はっきりと被害感情を露わにする人には初めて会った――。
4月12日の、カウアン・オカモトの記者会見の10日後。取材班の西山里緒は、大阪市内の古いビルにある貸し会議室で元ジャニーズJr.(以下、ジュニア)と向かい合い、そんな感慨を抱いていた。
これまで会った元ジュニアは、ジャニー喜多川からの性加害を辛い出来事だと語る一方で、合宿所で遊んだことや、ステージでの高揚感を語るなど、ジュニアとしての活動を懐かしく振り返ることもあった。マイナス面もあったが、楽しい思い出もあったと、ジャニーへの感謝の気持ちを大なり小なり持っていた。
だが、目の前の男性からは、他の元ジュニアたちの話しぶりから感じられるような、ジャニーへの親愛の情は全く感じられなかった。
「トラウマになっています。自尊心を破壊されたというのか、あの時抵抗できなかったから、何をやってもダメなんだと」
西山と一緒に取材していた私もまた、これまでに会ったことのないタイプの元ジュニアだと感じた。
初回登録は初月300円で
すべての記事が読み放題
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2026年9月3日号






お気に入り記事