この欄では高市早苗のXを取り上げすぎている気がする。あまり同じ人の言葉ばかりピックアップしたくない。でも、これはどうしても残しておきたくて。

 7月28日、熊本地震。38人もの死者が出て、今も多くの人の避難生活が続く。

 8月13日には千葉豪雨で13人もの死者が発生。

 さらに8月18日には、トランプ政権がICCの赤根智子所長を制裁対象に指定し、懸念が広がる。

 こういった、重く恐ろしいニュースが続くさなかの8月22日午前10時18分。高市は「公邸にはオバケが出るそうですが、もう会いましたか?」という「よく頂くご質問」に対しての答えを長文でXに書いた。

 いやもちろん首相がXでゆるいエッセイを書くこと自体が悪いわけじゃない。たまにはそんなことがあったっていいよ。でも今じゃないんだわ、絶対に。

 この長文を要約すれば――公邸にオバケは出ないがゴキブリは出る。私はゴキブリが出たら叫び声を上げちゃうけど、昔から手塚治虫『火の鳥』が大好きなので、輪廻の考えに基づいて殺すことができない。でも、秘書官が処理してくれちゃった。チャンチャン。みたいな話である。

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source : 週刊文春 2026年9月10日号