モフモフとした丸い毛並みに、少し不機嫌そうに見えるへの字形の口元……。約600万年前から変わらないという独特な姿を保ち「世界最古のネコ」とも呼ばれるマヌルネコが今、人気を集めている。

神戸どうぶつ王国では、今年5月にマヌルネコの子猫が誕生。生まれた6頭のうち、残念ながら1頭は死産となったが、残る5頭は元気いっぱいに育っている。
「何頭生まれるのかは、エコー検査をしていなかったので分かっていなくて。マヌルネコは最大で8頭出産しますが、今回は『たくさん生まれてくるな』と思いながら見守っていました」(飼育スタッフ)
マヌルネコは感染症に弱くデリケートで、警戒心も強いため、人間が直接触れない「間接飼育」で飼育されている。そのかわいさとは裏腹に、野生の本能も健在だ。

「親猫にはよく威嚇されています。誕生から数カ月が経ち、子猫に威嚇されることもだんだん増えてきました。威嚇されて悲しいというよりは、『成長して野性味が出てきたな』という喜びの方が大きいかもしれません(笑)」(同前)

成長すると独立心が強くなり、きょうだいで遊ばなくなってしまう。無邪気にじゃれ合う子猫の姿を見ることができるのは今だけ。貴重な愛らしさを、ぜひ体感してみては。





撮影 吉田暁史
神戸どうぶつ王国
住所 兵庫県神戸市中央区港島南町7-1-9
電話 078-302-8899
営業 10:00〜17:00(マヌルネコの公開時間は10:00〜16:30 ※列状況により終了時間前でも受付終了となる場合あり)
休日 木曜日
料金 大人(中学生以上)2,400円、シルバー(満65歳以上)1,900円、小学生1,200円、幼児(4歳・5歳)500円
https://www.kobe-oukoku.com
source : 週刊文春 2026年9月10日号
お気に入り記事