現役最年長のヤクルト・石川雅規投手(46)が9月2日、今シーズン限りでの現役引退を発表した。
青山学院大から2001年のドラフト自由枠でスワローズに入団した石川。
「プロ1年目から12勝を挙げて新人王に輝くと、11度のシーズン2ケタ勝利を記録しました。身長167センチと投手としては上背がなく、直球も最速で140キロ程度です。圧倒的に不利な条件が揃う一方で、抜群の制球力を武器に相手打者を翻弄。軟投派ピッチャーとして存在感を発揮し続けてきました」(球団OB)
積み上げた白星は188。200勝を目標にしていたが、ここ3年は若手の台頭や球速減もあり、一軍登板は10試合に届かず、大半を二軍で過ごした。
「ベテランがずっと二軍にいれば大柄な態度を取るなどチームに何らかの悪影響を及ぼすことが多い。ただ石川に関してはそれが全くなかった。プロとして半人前の育成選手が助言を求めても、よく話を聞いてからアドバイスを送り、時には同世代の首脳陣から相談を受けることも。この時はあまり目立たない場所に移りコミュニケーションを取っていた。裏方への差し入れも定期的に行い、気遣いも半端ではなかった。人柄がとにかく良く、誰からも慕われる性格だったので、勝てない時期が続いても球団内で辛辣な言葉が飛ばなかったのです」(同前)

球界一の“愛されキャラ”はテレビ局の新人アナウンサーにとってもありがたい存在だった。
「在京テレビキー局のアナウンサーがスポーツ担当になり、まずスタッフ同伴であいさつに出向くのは石川。誰に対しても丁寧に対応するので、マスコミからも評判が良かった」(同前)
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source : 週刊文春 2026年9月17日号
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