(前号より、最近定番の朝食である納豆飯についての文が続く)
この大きく箸を動かしてかき込むスタイル、実は黒澤明さんの真似である。僕は巨匠からもの創りの姿勢だけでなく、納豆の食い方まで盗んでしまった。黒澤さんは茶碗を高く掲げ、わしわし食う。終って、ティッシュで口の周りをぐいと拭き、タクアンを1枚、放り込み、「ごちそうさま」。
嚥下障害の僕は「納豆飯」に救われました。これからも食の工夫を続けることになるのでしょう。
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というふうに、納豆飯の朝食について書いてみたんだけど、どうかな? 載せられそう?
ウダ はい、面白く読ませていただきました。以前は、朝食は奥様手製のハムエッグのことも多いと書かれていましたが、いまは納豆に落ち着かれたんですね。
うん。嚥下障害になってからは、毎朝、納豆飯を時間をかけて食べている。
原稿には書きもらしてしまったけど、本当は納豆をいっぺんにご飯にかけるか、少しずつかけるかという大問題もあるよね。
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source : 週刊文春 2026年9月17日号
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