頭突きとは、読んで字のごとく、自分の頭部を相手にぶつけて攻撃する行為のこと。格闘技やスポーツでよく聞くが、これは殆どの場合は反則技である。
動物の頭突きは攻撃であり、コミュニケーションでもある。動物園でツノのあるヤギや羊が頭突き(正確にはツノ突き)をしている光景を見たことがある。
本来なら守るべき頭部を攻撃に使うので、当然自分も痛い。急所だけに反撃のリスクもある。そんな頭突き攻撃が、将棋のタイトル戦で実現した。
藤井聡太王位対伊藤匠二冠の王位戦第5局。藤井王位はあえて自玉の真上の「☗8六歩」を突いて戦いを起こした。これは7二にいる伊藤玉のこめかみを狙う攻めだが、自玉の真上からの打開はあまりにも大胆、そして異次元であった。
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source : 週刊文春 2026年9月17日号
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