秀吉と光秀が山崎の合戦後に茶会? 勝家とお市が天守から投身自殺した? 忠臣・中川清秀が秀吉を裏切った? 信玄は餅詰まらせ死だった? 自治体も抗議する“歴史改変”をNHK会長に直撃すると…
由々しき“歴史改変”があったのは、NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の8月23日放送回。織田信長亡きあとの覇権を巡り、羽柴秀吉と柴田勝家の両陣営が激突した第32回「賤ヶ岳の決闘」での演出だ。
「劇中では、秀吉側の要所だった大岩山砦が早々に陥落。中川清秀が秀吉を裏切り、勝家側に寝返る場面が描かれました。その後、清秀は前田利家に殺され、その首が秀吉の足元に転がされます。ですが、大岩山砦を任されていた清秀が寝返ったとする史実はなく、勝家側の佐久間盛政に急襲され、討死したとされています」(テレビ担当記者)
猛将として知られた清秀の“裏切り者”描写に心を痛めたのが、ゆかりのある大分県竹田市と大阪府茨木市だ。清秀は現在の竹田市を含む岡藩の初代藩主・中川秀成の父親で、現在の茨木市にあった茨木城で城主を務めた武将だった。
8月28日、両市の市長は連名で「史実と懸け離れている」として、NHKに「遺憾の念」を伝える文書を送付する事態に発展したのである。
敬意に欠けた描写はそれだけでなく――。
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source : 週刊文春 2026年9月17日号
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