僕が生れて初めて人魚のミイラの存在を知ったのは、1968年3月31日号の『週刊少年マガジン』。
“奇怪! 人魚ミイラ”と題されたカラーの読み物ページで、そこに載っていた写真が新潟県柏崎市/妙智寺の丸い目を見開き、口を大きく開け、そして両手を頬に添えるポーズをした不気味な人魚のミイラ像だった。当時はその写真を見るのが怖くて、ページをホチキスで留めていたくらいである。
しかし、後に偶然、『新TV見仏記』という番組のロケで妙智寺を訪れた際、住職の御厚意で見せて頂いた木箱の中身。それを見た瞬間、旧友に再会した気になった。
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source : 週刊文春 2026年9月24日・10月1日号
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