「ゾンビたばこ騒動では、選手も球団の対応に不信感を抱いています。逃げ切れると思ったのかもしれないですが、しっかりと対応しなかったため、関係のない選手まで疑いの目を向けられる結果になってしまった」

 

 こう憤るのは、広島カープの現役選手の一人だ。市民から愛されてきたカープがいま、窮地に陥っている。

 激震が走ったのは、キャンプイン直前の今年1月27日のことだった。

「羽月隆太郎元選手が、指定薬物『エトミデート』(通称・ゾンビたばこ)を使用した疑いで逮捕された。翌月の起訴後に契約解除され、5月に有罪判決が確定しました」(スポーツ紙デスク)

 球団は他の選手への注意喚起を行ったが、使用を申告した選手はいなかったという。だが、羽月が公判で「周囲に吸っている選手がいた」と証言したのだ。

「鈴木清明球団本部長は『再調査する』と述べましたが、『捜査機関ではないので公表しないかもしれない』と濁した」(同前)

 小誌はこの時点で、矢野雅哉と、後に羽月にゾンビたばこを売ったとして逮捕・起訴される滝口涼介被告との関係について、球団に質問状を送った。だが、回答は一切なく、催促しても「担当者が席を外している」、「会議中でいない」などと逃げ回るばかりだった。

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後任監督の候補 ライターで炙ったフォークを首に当てた選手とその場に同席していた選手 ゾンビたばこをめぐる球団側の実際の対応など現役選手が明かす裏事情 前田健太や高橋慶彦の移籍に関する“出禁”事件 松田一族が支配するカープ村の実態とオーナーへの直撃

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source : 週刊文春 2026年9月24日・10月1日号