英国のバレエ団でプリンシパルを務めた吉田都さんは今、新国立劇場バレエ団を率いる。今年6月、英国で日本バレエ団初の最優秀カンパニー賞を受賞。可憐な踊りで世界を沸かせたダンサーは“闘う指揮官”に変貌していました。
(よしだみやこ 東京都出身。1983年ローザンヌ国際バレエコンクールでローザンヌ賞受賞後、渡英。英国ロイヤル・バレエ団等で22年にわたり最高位階級にあたるプリンシパルを務める。2020年から新国立劇場の舞踊芸術監督に就任。大英帝国勲章受章ほか受賞多数。)

阿川 芸術監督をお務めの新国立劇場バレエ団が、英国舞踊批評家協会が選ぶ最優秀カンパニー賞を受賞されたそうで、おめでとうございます。
吉田 ありがとうございます。まさか本当に受賞するとは思いもしませんでした。
阿川 今年6月に受賞されたんですよね。このイギリスの賞を、日本のバレエ団が受賞するのは初めてだそうですが、どのくらい権威のある賞なんですか。
吉田 この賞は英語で「ナショナル・ダンス・アワード」と言って、クラシック・バレエだけでなく、コンテンポラリー・ダンス、フラメンコ、ヒップホップにいたるまで、イギリス国内で上演されたあらゆる「踊る世界」の頂点を決める賞なんです。
阿川 批評家協会主催ということはイギリスの批評家たちが投票か何かで決めるんですか。
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source : 週刊文春 2026年10月22日号
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