私は芸能人・有名人が書く自筆の結婚報告文や謝罪文が大好きである。字がうまくてもへたでも、人格が妄想できて楽しい。文章の巧拙も楽しい。出来合いの言葉じゃなくて、あふれる人間味が見たいわけ。

 パソコンで書いた無個性なメッセージの末尾に言い訳程度に自筆で署名だけしている芸能人のキミ。そこのキミだよ。キミは何のために芸能人になったんだ!結婚の報告か謝罪を自筆で書いてFAXで披露するために決まってるだろう!

 と、私は思いながら、さまざまな自筆文章を追ってきた。世の流れを変えることはできず、全文自筆のパターンは減り、パソコン文章+自筆署名という形はここ数年どんどん増えてきた。嘆かわしい。

 と、このたび、それをも下回る究極の、最低の報告文が登場してしまった。私は唖然とした。

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source : 週刊文春 2026年11月5日号