10月上旬にモンゴルで起こった大規模な草原火災のニュースが、下旬になってにわかに報じられた。
私がこの話題に初めて触れたのはネット上。KDDIのグループ会社であるモビコム社員が乗る車両に乾燥した草がからまって引火し、結果として東京都の2倍以上の面積の自然保護区が消失したという。ショッキングなニュースなので、「ひどい。日本企業の責任では?」「なぜ日本は報道が遅かったのか。大スポンサーに忖度したのでは?」みたいな論調が初めから強く、ほぼ炎上状態だった。
私はネット上まで燃えてしまった様子を見ながら、落ちつけ、と思った。
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source : 週刊文春 2026年11月12日号
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