先日のソロライブでは、うまくいかないことが多くて精神的には落ち込んだが、1日2公演、歌い踊りまくったにもかかわらず体力的な疲労はほとんど感じなかった。しかも、舞台が暗転しているうちに衣装の早替えをして階段を猛ダッシュで駆け上がり客席へ!という演出では、自分で言うのもなんだけど息が上がることなく、ワープでもしたかのように平然と登場することができた。
これには理由がある。3か月ほど前からジムに通い始めたのだ。この連載の第8回でジム嫌いについて書いたことがあった。見返してみると、1年前の僕は「ジムという空間がどうも肌に合わない」とか「わざわざジムに行って、わざわざ着替えて、わざわざしんどい運動をして、わざわざ汗ふいてシャワー浴びて、またわざわざ着替えて、わざわざ家帰るってものすごい数の工程ですよ!」などと悪態をついていた。「うんうん、ジムなんて面倒だよね。行かなくていいよね」と共感してくれた方々、ごめんなさい。僕はもうあちら側の世界の住人になりました。
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source : 週刊文春 2026年11月12日号
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