「読書の秋」「食欲の秋」と言うが、今年は「説明“無”責任の秋」じゃないか?
その代表は予算カット発言で時の人となった簗和生前農林水産相だろう。同氏を巡っては「シャトルバス買収」や「報酬付き投票よびかけ電話」も明るみに出た。高市早苗首相が「大臣を辞任したことで政治家としての説明責任がなくなるものではない」と言ったものの、辞任後は音無しの構えを続けている。
カーシェアサービス「タイムズカー」のシステムが不正アクセスを受けたのは9月の終わりで、免許証など本人確認書類の画像データが約146万件も流出した。驚くべきは運営するパーク24が見舞金を出すとはしたものの、記者会見を開かないことだ。被害者が集団訴訟の構えを見せるのは当然だろう。
さらにはGMOインターネットグループの外国為替証拠金取引(FX)サービスが不正アクセスを受けた問題もあった。気になったのは当初、GMOが熊谷正寿会長兼社長のブログなどで一方的に情報を発信するばかりだったことだ。GMOは世界最高水準のセキュリティを謳ってきたが、いとも簡単に破られたことをどう理解したら良いのか。10日以上経ってようやく会見の場が設けられるまでの間、混乱や不安は増した。
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source : 週刊文春 2026年11月12日号
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