異例だが、今回注目したのは東京大学新聞だ。10月13日に発売された「総長選考特集号」の謳い文句を見れば、オンラインで購入するしかない。「意向投票はなぜ覆ったか」と一番の謎に挑んでいるからだ。
新総長には、学内の意向投票で過半数を得た候補でなく、藤垣裕子教授が選出された。議長をはじめ学外メンバーも入る選考会議の判断は、正か邪か。記者が追うべき焦点はそこだ。
東大新聞は歴史の検証で応える。2004年の国立大学法人化により学長選考会議が導入されても、東大では「投票尊重の慣行」が続いた。一変させた遠因を20年の総長選考の混乱に求める筆は、鮮やかだ。
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2026年11月5日号
お気に入り記事