〈多くの方に支えられて国政の仕事をさせていただいています〉
SNSで政治資金パーティの盛況ぶりを投稿したのは、武部新農相(56)だ。掲載されているのは、ホテルの宴会場で支援者らと笑顔で握手を交わす武部氏の写真。だが、彼らの背後には豪華な「景品」が並んでいて――。
農相就任から3週間、武部氏は政治とカネの問題で釈明を続けている。
「週刊文春」はこれまで、2024年の衆院選でプロカメラマンに86万円を支払った運動員買収疑惑や、14年と17年の衆院選で3000万円の裏金を作った疑惑などを報じてきた。11月3日に配信した「スクープ速報」では、14年と21年の衆院選で、国の公共事業を請け負った企業から、総額85万円の寄附を受けた公選法違反疑惑を報道。これまでに指摘した疑惑は計6件にのぼる。

そんな武部氏を「即戦力」として抜擢したのが高市早苗首相である。恫喝音声問題などで辞任した簗和生前農相に続く不祥事だが、任命権者はどこ吹く風の様子だ。
「簗氏に続く更迭は絶対に避けたいところで、飯田祐二首相秘書官から渡された週刊誌の早刷り(発売前のコピー)に目を通しています。ただ、各種世論調査でも内閣支持率は横ばいですから、現状は様子見を決め込んでいる。中西祐介官房副長官ら官邸幹部も、『しっかりとした対応を見守りたい』と話しています」(政治部デスク)
他方、足元の農水省からは悲鳴が上がっている。
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source : 週刊文春 2026年11月12日号
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