その時、雅子さまは涙した 愛子さま20歳が乗り越えた「不登校」「母子密着」

友納 尚子
ニュース 皇室

「女性天皇」の議論が進む中、成年皇族となられた愛子さまに改めて注目と期待が集まっている。起伏の多かった20年、両陛下からどのような教育を受け、いかに逆境を克服されてきたのか――。幼少期の秘話を描き出す。

「20歳の夢」

 12月1日に20歳の誕生日を迎えられた天皇家の長女、愛子内親王殿下。この日に行われる成年皇族の行事の数日前に、学習院初等科の低学年の時に書かれた、20歳の自分宛ての手紙をお読みになり、幼い頃のお気持ちを思い返して微笑まれていたという。

2008年、愛子さまの初等科入学式を前にご家族で笑顔

 当時の愛子さまが夢に描かれた将来の職業は「やさしい学校の先生」だった。国語の授業で「将来のおしごと」という題の作文を書かれたのだが、初等科の先生のように、子どもたちにやさしく勉強を教えて「みんなをしあわせにするおしごと」をしたいと願われた。

 成年皇族となられた愛子さまは、今後多くの公務に臨まれる。職業の違いこそあれ、「みんなをしあわせにするおしごと」には変わりはない。

「女性天皇」待望論が聞こえる中で、愛子さまはそのお立場よりも、与えられた務めとどう向き合っていけば、天皇皇后両陛下の助けになるのかを優先して考えられているといわれる。

 ついに成年皇族となられた愛子さまは、両陛下とともに、この20年をどう歩んでこられたのか。

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source : 週刊文春 2021年12月09日

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